photo:星川洋助
4K化に合わせて
新たな“カラックスBOOK”が誕生
レオス・カラックスの4本の映画が「4K」として蘇る。
2025年12月20日(土)「ポンヌフの恋人」公開
全部の移動シーンに緊張する。
これは映画だってわかっているのに
“スピード出しすぎじゃね?”と思わせる。
まるで「いつ死んでもいいんだ」と言ってるような。
―― 伊賀大介(スタイリスト)
2026年1月10日(土)「汚れた血」公開
「汚れた血」は最初の「映画で受けた衝撃」でした。
「映画を撮りたい!」ってなる。
―― 田中さくら(映画監督)
2026年1月31日(土)「ボーイ・ミーツ・ガール」公開
「非凡な人間になりたかった」という台詞も出てきたと思うんですけど、
そういう気持ちは自分の中にもありました。
―― 常間地裕(映画監督)
2026年2月21日(土)「ポーラX」公開
ゴダールはどこまでも“ 映画的”ですが、
カラックスには“ 映画的なるもの”への不信感があって、
どうにかそれを突破しようと考えているからなのかもしれません。
―― 大島依提亜(グラフィックデザイナー)
それぞれの言葉はすべて12月20日(土)に発売される「レオス・カラックス4K 感性の旅へ、いま ポンヌフの恋人/汚れた血/ボーイ・ミーツ・ガール/ポーラX」からのものだ。2021年に発刊された「作家主義 レオス・カラックス アートシアター1988×2022」。全作品を網羅した前作から3年、「4K」公開に合わせて作られた続編的な内容となっている。「クリエイターが語るレオス・カラックス論」では伊賀大介、大島依提亜が登場。「ニッポンの新鋭監督が観たレオス・カラックス」では田中さくら、常間地裕が語る。月永理絵、相田冬二による「4K」全作品レビューも掲載。今回は試みとして、前著「作家主義 レオス・カラックス」と新著「レオス・カラックス4K 感性の旅へ、いま」をセット販売する。レオス・カラックスのロゴが入った袋入りでの販売となる。ぜひ、ユーロスペースでチェックしてほしい。
「作家主義 レオス・カラックス アートシアター1988×2022」
発売中
定価:1,200円(税込)
発行:A PEOPLE