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街とあの人は、
その一瞬を慈しむ


10.24 新文芸坐オールナイト

「慶州(キョンジュ)ヒョンとユニ」
「サマーフィーリング」
「コロンバス」

3本立て上映のタイトルは、
<街とあの人は、その一瞬を慈しむ>

10月24日(土)、池袋の新文芸坐で行われるオールナイト企画。

映像で人の心を描く作家、チャン・リュル。
各国の映画祭で注目を集める映画監督である。

彼のターニング・ポイントの一作となったのが「慶州(キョンジュ)ヒョンとユニ」。
昨年のベルリン映画祭で最新作「福岡」が上映され、次回作「柳川」では、日本の俳優、池松壮亮を主演に迎えたコラボレーションが実現。

韓国の、古墳の街、慶州<キョンジュ>、この地を訪れた男・ヒョンと、そこに住む女・ユニ。

慶州を舞台に、時を越えて消えていたものがふたりを強く結びつけ、そして、いつか見た、生と死の間に、その悲しみが熔けていく。

主人公が、想う、クライマックス、その一瞬とは──。

フランスの新鋭、ミカエル・アースが描く、愛と再生の物語。
「サマーフィーリング」

夏真っ盛りのある日。
30歳のサシャは突然、この世を去った。

彼女の死は、あるふたりの見知らぬ者同士を出逢わせる──。

ベルリン、パリ、ニューヨーク。
三度の夏、三つの都市。

それぞれの街を舞台に、優しいまなざしで、悲しみを受け止める人々の繊細な想いを描く。

小津安二郎にオマージュを捧げたコゴナダ監督作品。
「コロンバス」

舞台は、モダニズム建築の宝庫として知られるインディアナ州コロンバス。

建築学者の父が倒れたという報を受け、韓国に在住していた息子のジンは、コロンバスを訪れる。

図書館員のケイシーと出逢い、対照的なふたりは、建築をめぐって語ることで新しい人生へと向かう。

その運命の交錯──。

慶州から、ベルリン、パリ、ニューヨークをめぐり、コロンバスへと至る映画の旅。
街とあの人が、想う<一瞬>。
あなたも、体験してみよう。


新文芸坐オールナイト
<街とあの人は、その一瞬を慈しむ>

10月24日(土) 22:30〜上映
池袋 新文芸坐 にてオールナイト

【上映作品】

「慶州(キョンジュ) ヒョンとユニ」(写真)
監督:チャン・リュル
2014年製作/韓国/145分
配給:A PEOPLE CINEMA

「サマーフィーリング」
監督:ミカエル・アース
2015年製作/仏=独/106分
配給:ブロードウェイ

「コロンバス」
監督:コゴナダ
2017年製作/米/103分
配給:ブロードウェイ


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archive/チャン・リュル

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